みなさんこんにちは!!

もう6月中旬、北海道は今が一番いい季節ではないかと思います。

先日、札幌に行く機会がありちょっと時間が空いたので大通り公園を歩いてみました。気持ちよかったです!!
ちなみに旭川―札幌は約130キロ、東京から静岡市、大阪から赤穂市くらいです。

申し遅れましたリーダこと大野雅志です。
北海道旭川で一歩踏み出したい人の背中を押し、一歩踏み出した人の応援をしています。
なんか毎回フレーズが変わっていますが試行錯誤中です(笑)

前回からまた間があいてしまいました。

さて本題です。
前回、給料は“もらうモノ“ではないと書きました。

自分でも読み返しましたらちょっとわかりにくいブログでしたね。たぶん伝えたいことが半分も伝わっていないのではないかと思います。反省です。

また、“もらう”という表現には反論もあろうかと思います。
「会社に行って働いているのだから、もらっている訳ではない!!交換だ!!」
といという方もいれば、
「貴重な時間を売ってるのだから給料をもらうのは当たり前」
「会社は私の労働力を買ってるのだから給料を支払うのは当たり前」
という方もいらっしゃると思います。

その通りです。交換が発生しています。
会社に行く→時間を提供→給料支給
会社に行く→労働を提供→給料支給

何も間違っていません。事実だと思います。ただ、間違っていませんが、当たり前のことではないのです。

ややこしい表現をしました(笑)
では、「当たり前ではない」とはどういうことでしょうか?

実は会社は簡単になくなってしまいます。なくなるというのは倒産するということです。会社を維持していくというのは結構難しいことなのです。皆さんが会社に行って働けば会社は維持できるわけではありません。

当たり前ですが、給料を支給されるには、会社が存在していることが条件になります。当然、会社がなくなると時間を買ってもらえませんし、労働力も提供できなくなります。ですから対価との交換もできなくなります。

給料を“もらっている”と表現した人たちは、「会社はなくならない」と考えている人が多いです。あるいは、そんなことを考えていない。これは僕の独断と偏見なのかもしれません。まあ、それならそれでいいのですが、僕にはそのように見えています。

余談ですが、中小企業白書では企業の10年年生存率は約70%、20年後の生存率は約50%と発表しています。意外と残っているという見方もあれば、3割りもなくなるのかという見方もあると思います。もっと厳しい見方をしている統計もあります。いずれせよ企業が永遠ではないことが分かります。

ですから、明日あなたが働いている会社も倒産や廃業する可能があります。

「今の会社がなくなったら違う会社に行くからいいよ」と考える方もいると思います。
「売り手市場だからすぐ見つかると思う」と考える人もいると思います。
すぐに見つかるかもしれませんが、今より条件がいいところは少ないです。これが現実です。

ちょっと話がずれますが、僕は転職を肯定しています。実際4回転職しています。だからわかるのです。転職をすると給料は下がる可能性が高いのです。転職して給料が上がるのは、ヘッドハンティングされたときぐらいです。それ以外は下がるか、最初は高いけどその後あまり上がらないか、現実はそんなものです。ただ、いったんは下がってもあげる方法はあります。それはまた今度書きます。

ではなぜ下がるのか理由を書きます。

その前に先ず質問をします。
今あなたは採用者とします。採用面接の担当者と思ってください。どのような人を採用しますか?
履歴書に職歴がたくさんある人を採用しますか?
倒産した会社にいた人を採用しますか?
なぜ前の会社を辞めたのか知りたくありませんか?

そして、能力やスキルが高いのであれば待遇が良いはず、それなら会社を辞めないよな・・・なのに転職すると言うことは・・・・色々と詮索しませんか?

採用する側は先ずは疑いや詮索からスタートします。
トラブルメーカーではないか?
何か問題がある人ではないか?
協調性がないかも?
実際は能力が無かったのではないか?
入社してもすぐ辞めるのではないか?
などとネガティブにとらえられます。

なぜか?
そのような人を採ると会社にマイナスだからです。
会社は新卒でも、中途採用でも会社にプラスになる人を採用したいのです。特に転職面接は新卒面接よりも悪い印象からスタートすると思ってください。

ここ大事なポイントです。

転職をする側がいくらは自分の実績やスキル、能力などをアピールしても採用面接や履歴書であなたの能力を測ることはほぼ無理です。もし本当だったとしても検証できません。ですから詮索からスタートなのです。

採用されても様子見が必要なため給料は安いです。そんな人に最初から高い給料をはらいません。

仮に今より給料が高い会社に転職できたとしたら、とんでもないノルマを与えられるか、スゴク高いスキルを求められるか、ブラック企業かもしれません。

採用側はただ働いてくれる人を探しているわけではありません。会社にプラスの作用をもたらしてくれる人を採用したいのです。それは、働いてくれてもマイナスに作用する人を採用すると会社がつぶれてしまうからです。

これくらい採用側と就職側ではギャップがあります。見事就職しても違ったギャップが発生します。結果として早期離職の可能性が高くなります。転職をキチンと考えないと悪いスパイラルを繰り返してしまいます。これが転職現実なのです。

このギャップを埋める方法、実はそれが”稼ぐ”という考え方なのです。

またまた、だいぶ話がそれてちょっと長くなりました。

続きは次回と言うことで・・・