みなさん、こんにちは
北海道は最高気温が0℃以下の真冬日が多くなってきて冬本番中です。
ただ、例年よりもかなり雪が少なく、各地の雪祭り、冬祭り準備は四苦八苦しております。
写真は先日撮った札幌駅です。
いつものように本文とは一切関係ありません。
申し遅れました。
北海道旭川で“お金”と“働く”を哲学している
ファイナンシャルプランナーの
リーダーこと大野 雅志です。
さて、たまには本業のことを書きます。
僕は色々な仕事や活動をしています。
よく「本業は何ですか?」と聞かれます。
本業はファイナンシャルプランナー(FP)です。
“ファイナンシャルプランナー“知っていますか?
“ファイナンシャルプランナー”はあまり知られていません。
聞いたことがある人はいても、業務の中身は驚くほど知りません。
これ、この肩書きを名乗りだしてから気付いたことです。
(゜◇゜)ガーン
名刺交換すると、かなりの確率で
「どのようなことをしているのですか?」
「何屋さんですか?」
「・・・・・・・・」
このようなリアクションをいただきます。
ですから今日はファイナンシャルプランナーを説明します。
ファイナンシャルプランナーとは
弁護士さんは法律に関することの相談を受けて法律に関する実務を行います。
税理士さんは税金に関することの相談を受けて税金に関する実務を行います。
ファインシャルプランナーはお金に関することの相談を受けプランニングや見直し提案などを行います。
法的にできない仕事も結構ありますので、その時は専門家を紹介します。
例えば、税金の具体的計算は税理士さんしかできないので税理士さんを紹介します。
なんとなくイメージできましたか?
”お金”といっても内容は多岐にわたります。
ちなみにファイナンシャルプランナーの試験科目は
- リスク管理
- 金融資産運用
- 不動産
- タックスプランニング
- 相続・事業継承
- ライフプランニング と幅広いです。
もう少しイメージしてもらうのに、ファイナンシャルプランナーを医者に例えてみます。
弁護士さんや税理さんが外科医や内科医だとしたら、FPは総合診療医でしょうかね。
総合診療医は最初に患者さんを診断する役割を担います。
各診療科の専門医とは異なるスキルを持ち、症状や身体診察から診断を絞り込みます。
風邪や腹痛などのよくある病気や生活習慣病を診療し、必要に応じて専門医につなぎ、往診も行います。
患者さんの生活環境や社会的背景を視野に入れ、食生活や運動、喫煙、飲酒などについてアドバイスし、予防活動や地域全体に健康を広める啓発活動を行うなど「まち医者」のような働きをします。
上記の文章をファイナンシャルプランナーに書き換えてみると、
専門家とは違った視点から、買い物のレシートや家計簿、保険証券などから課題を絞り込みます。
相続や贈与、事業継承などの良くある悩みを訊き、税理士や行政書士につなぎます。
必要に応じてライフプランニングも作成します。
相談者の職業、家族構成などから保険の見直しや住宅取得、教育費などについてアドバイスし健全な家計を広める啓発活動を行うなどの働きをします。
のような感じですかね。
はい、わかりにくいですねスルーしてください。
ファイナンシャルプランナーは相談アドバイス、プランニング業務などに加えてセミナーや講演をしている方も多くいらっしゃいます。
僕も少しですが各種セミナー、研修、講演もさせていただいています。
というのが主なFPの業務内容です。
少しはイメージできましたかね?
まだイメージがわかないですか?
わかったものとして、つぎは相談料について解説します。
相談料は有料?
相談料は有料です。
一般的に1回5,000円前後の相談料が多いでしょうか?
弊社も5,000円となっています。
これ、高いでしょうか?やすいでしょうか?
高いと言う方が多いような気がします。
それは、日本ではお金を払って相談したりプランニングしてもらうという文化があまり根付いていないからだと思います。
世間では、相談は無料というのが一般的です。
ただ、少し考えてみてください。
『なぜ無料なのか?』
無料には無料である理由があります。
どのようなことかというと、ほとんどの場合、後ろに売りたい商品があります。
- 金融機関の住宅ローン無料相談はローンを組んでもらうため。
- 金融機関の年金無料相談は年金の受取口座を指定してもらうため。
- 建築会社の無料相談は家を建ててもらうため。
- 保険会社の無料相談は保険に入ってもらうためです。
出口に収益になる商品があるから入り口は無料なのです。
これをフロントエンドとバックエンドというような言い方をすることもあります。
詳しくはまた今度かきます。
ここまでで相談は有料だと言うことがわかっていただけたと思います。
有料であれば効果的に利用したいですよね。
次は効果的な利用法を方法を解説します。
ファイナンシャルプランナーの利用法
これから書くことは、僕ならこのようにファイナンシャルプランナーを利用するという案です。
- 無料相談を受けた後にファイナンシャルプランナーにも相談をする。
無料ではなかなか教えてもらえない客観的な意見を聞きます。
特に営業などが教えてくれないデメリットを教えてもらいます。
高い買い物であればあるほど無料相談とファイナンシャルプランナーへの相談を併用して、様々な情報、様々な視点を得て、最終判断をします。 - 情報提供してもらい情報を修正する。
お金に関することは専門用語が多く、その意味を勘違いしていることがよくあります。
ファイナンシャルプランナーに相談することでその勘違いを正しい情報に修正します。
例えば、住宅ローンを組むときに借入可能額という用語が出てきます。
これは、「この額まで借りても大丈夫」と勘違いされる方がいらっしゃいます。
しかし、これは単純に年収に一定割合を掛けて算出した目安の額です。
実際に返済が可能な額は各家庭の生活環境や家族構成などで違ってきます。
ファイナンシャルプランナーに相談することで『借入可能額=借りても大丈夫な額ではない』と情報を修正できます。
勘違いのままだと大きな落とし穴にはまってしまうかも知れません。 - セカンドオピニオンとして相談する
保険は付き合いなどがあり、ちょっと不安だなと思ってもなかなか変更できないことがあります。
また、わからなかったり、質問すると勧誘されそうで訊けないという場合も多いのではないでしょうか?
しかし、わからないまま保険契約していると、保険金が支払われなかったり、意図していない特約が付帯していたり、補償が重複していて余分な保険料を支払っているなどの問題が発生します。
ファイナンシャルプランナーに相談して保険内容を解説してもらうことで正しく理解することができます。
それによって、不安が解消したり、無駄な特約や重複をかいしょうすることができます。
その後、保険代理店等に内容変更の依頼をします。
場合によっては、月に1万円前後支出を削減できることもあります。
これらのことを軽く考えていると、その後の人生を大きく左右することもありますで気をつけてください。
色々な意見を聞くことは決して損ではないと思いますし、リスク対策も立てやすくなります。
ちなみに、僕は金融機関で約8年管理回収をしていました。
住宅ローンの返済が困難になった人ともかなりお話しました。
ですから、住宅取得に失敗する方の傾向などもアドバイスできます。
今まで書いてきたことは、全てのファイナンシャルプランナーができるわけではありませんのでご注意ください。
他にも色々な活用方がありますのでこれからも時々情報発信していきます。
また、良いアイディアが浮かんだときは教えてください。
さいごに
ここまでファイナンシャルプランナーについて説明してきました。
ファイナンシャルプランナーのことが少しわかったでしょうか?
ファイナンシャルプランナーに相談すると、相談料が1回5,000円前後架かります。
しかし、それにより月に○万、あるいは年間○十万円、長期間で○百万円が節約できたりします。
お金を払って相談するメリットは
- 「知らないで失うお金」を防止できる
- 「知っていれば得られるお金」の情報が聴ける
ではないでしょうか。
まだまだ知られていないし、理解されていないファイナンシャルプランナーだと思いますが、今後は顧問FPというのができるかも知れませんし、学校でも金融リテラシ教育が標準化されるかも知れません。
金融リテラシーとは、金融に関する知識や情報を正しく理解し、自ら主体的に判断することの出来る能力のことです。
是非一度ファイナンシャルプランナーに相談してみてください。
僕が所属する日本FP協会では、様々なセミナーやイベントなどを開催します。
その時はお知らせいたします。
また、FPの日イベントでは無料相談もありますので利用してみてください。
少しだけお教えすると、配偶者の親が絡むような建て方はお勧めしません。
これ以上はご相談ください(笑)
それではまた(^.^)/~~~
おしらせ
しばらくぶりに『実生活で役立つ”お金”の勉強会』を開催します。
春は何か始めたり、転居、入学、入社など新しい生活に身をおくことが多い季節です。
そこで今回は生活に関係するお金や保険のお話をしたいと思います。
知らないと知らず知らずのうちに損してしまうかも・・・
独り暮らしの予定があるかた、転居予定のかた、新社会人、新入学の方はぜひどうぞ !
それ以外の方でも何かしら暮らしのヒントになるとおもいます。
日時 2020年2月26日 19時:00~20:00
場所 旭川市民活動交流センターCoCoDe
旭川市宮前1条3丁目 3-30
会費 1,000円
申込みは以下のFBページで参加ボタンを押すか、
https://www.facebook.com/events/518490965439489/
HPのお問い合わせフォームから本文に『参加希望』と書いて送信してください。
https://fpoffice-ohno.com/contact/