みなさんこんにちは!!

今週も”さくら”からスタートです。

旭川から北へ約40㎞ほど行くと塩狩峠があります。
ここには、こじんまりはしていますが、
「一目千本桜」という桜の名所があります。

http://www.town.wassamu.hokkaido.jp/industrial-development/commerce-tourism/attractions/senbonzakura/

昨日(R1.5.12)は七分咲き程度でしたのでこれから見頃になると思います。
何度も近くを自動車で通っていたので
ここの存在は知っていましたが行くことはありませんでした。
行った結果、色々なことが分りました。
来年もまた行こうと思います。

どのようなことがわったかは・・・・

さて、先週の続きです。
先週の記事はこちらです。

先週は、
「金融教育をするにはイベントでもいいのですが、
もっと効果的にできる方法があります」
で終わりました。

その方法はズバリ“家庭で行う”です。
「そんなことかよ」と思った方もいると思います。
「そんなことはやっているよ」という方もいると思います。
ですが、意外とできていないのが現状です。

例えば、お小遣いをあげてお小遣い帳をつけさせている、
お年玉は貯金させている。
このようなことをしている家庭は多いと思います。

お小遣い帳をつけることはお金をどのように使うかの練習になるし、
貯金をさせることも貯金必要性を考えさせるきっかけになるし、
どちらも否定しません。
ただ、これだけでは足りないのです。

では、なにが足りないのか?

話をちょっと変えますが、

昨日、たまたまテレビをつけたら「小一起業家」
なるもの目にしました。
今様々なところで取り上げられているようです。

https://note.mu/sato_nezi/n/n7b911aadd691

読めない方のために概略を話ますと、
小学校一年生の子がお父さんのレクチャーを受けて、
自分のお年玉1,000円と親から900円を借りて
家庭内カフェを開業しました。
3ヶ月後には借金を返済して利益も出るようになった
というのが大まかな内容です。

「小一に商売をやらせるなんてダメでしょ」とか
「小一に借金させるとかダメじゃないか」とか
の批判も、それ以外の批判もあると思います。

前文でお小遣い帳と貯金の話をしましたが、
お小遣いも、お年玉”もらうもの”です。

社会人になってからお金をもらうことはほとんどありません。

そうです、
お小遣い帳の話も
貯金の話も
“お金を稼ぐ”ことが欠けているのです。

「給料はもらうもの」という考え方もあると思いますが、
僕は「給料も稼ぐもの」だと考えています。
ちょっと話がそれすぎるので、この話は次回に

色々な失敗をすることでわることがあります。
この小一起業家も失敗でわかったことがありました。
家庭内なら失敗しても大きな失敗にはなりません。
それは守ってくれる親がいるからです。

だから、子供を守ってあげられる親が
この教育をするのに一番適した人なのです。
そのためには、親も金融について学ぶことが必要になります。

もし、お金や金融などを学ばずに社会人になると

大きな失敗をする可能性が高くなります。
実際にそのような人を多く見てきました。

カード破産や、住宅ローン延滞など・・・・

ですから、
守られた環境下でドンドン経験させることが大事なのです。
だから、小一起業家はすごいと思いました。

おなかが減っている人に
魚を釣ってあげるか?
魚の釣り方を教えてあげるか?

小一起業家のお父さんは釣り方を教えました。
釣ってあげるか、釣り方を教えるか、
この話も次回以降で書きます。

小さな失敗を経験し積み上げることで、
自分で考えて行動できるようになります。
この、自分で考えて行動する(判断する)
これが金融教育の目的の一つです。

また、「お金」について学ぶことは、
「働く」を考えることになります。
「働く」を考えると自分の人生について考えます。

つまり、“お金”を学ぶことは“自分の人生を考える”ことになるのです。

最後に最初の桜の話ですが、
行動したことで癒やしの場所を一つ追加することができました。

それと、すぐそばに作家三浦綾子さんの資料館があり
思わぬ勉強ができました。

資料館に行って作品を読みたいとも思いました。

いままでしなかった”一目千本桜を見に行く”という行動で
“癒やし”だけでなく“学び”を得ることができたのです。

行動することで何かが起きます。
行動しないと何も起こりません。

今週はこの辺で

お読みいただきありがとうございました。