みなさんこんにちは!!

お金をとおして働き方を追究するファイナンシャルプランナー、リーダこと大野雅志です。
今回もフレーズが変わりました(笑)

ここ旭川も真夏日が増え短い夏が到来しました。

前回から約1ヶ月、世の中では“吉本問題“が話題になっています。
僕も注目して見ていますが、僕の視点は少し違うのではないかと思います。

世間では反社との関係や、謝罪会見、会社の対応とかを見ていると思いますが、僕は“働き方”を追究するFPですから、たびたび出てくる芸人の“給料”という表現に敏感に反応しています(笑)

芸人さんと吉本は雇用規約なのか、請負契約なのか、マネジメント契約なのか?
請負契約とかなら給料って表現はおかしいですし、雇用契約結んで給料ならあまり夢がないなと思ってみています。この辺のこと日本は曖昧ですよね。雇用関係がどのようなモノなのか、請負とはどのようなモノか、会社役員とは等々を明確に答えられる人少ないです。
答えられないので教えることができません、故に子供は働き方をキチンと理解できません。そして働き方を理解しないで就職活動をします。結構恐ろしいことです。
また、今の日本では新卒の働き方の選択肢は雇用関係のほぼ一択になっています。一択なのに雇用関係もあまり理解していないのが現状だと思います。

そのような理解不足がブラックバイトや不当解雇などの様々な雇用問題の原因の一端になっているはずです。自分の人生ですからもっと“働き方”や“お金”のことを真剣に考えた方がいいと思います。この辺のことはまた今度書きます。

ちょっと前置きが長くなってしまいました。さて、本題にはいります。

前回、仕事の考え方を書きましたが、『社内に対しても同じことが言えるはずです』でしめました。読み返してみると変な表現ですね。『社内の人達(同僚や上司、部下)に対しても同じことが言えます』という表現に修正します。

そして、このようなことも書きました。
『僕は会社で与えられた仕事とはすべてお客さまに喜んでもらうための行為だと考えています』
これを、社内の人達に読み替えると、
『会社で与えられた仕事とはすべて社内の人達に喜んでもらうための行為だと考えています』

少しおかしな表現かもしれませんが、このように意識すると仕事が楽しくなります。仕事の質も変ります。メンタル不調になる人も少なくなるのではないかと考えています。

生活のためや、お金のためと考えて働くと仕事は面白くなくなります。給料は我慢の対価と考えるようになります。

例えば、会議資料のコピー取りを頼まれたとします。
我慢の対価と考える人は“いやいやコピーとってホッチキス止め”します。
仕事を楽しむ人は“どのようにホッチキスで留めたら見やすいのかな”と考えて行動します。

どちらも仕事は『会議資料のコピーとり』ですが、仕事の質は違います。

また、前者のように嫌々仕事をすると怖い顔、あるいは険しい顔で仕事をすることになります。後者のように考えて仕事をすると、笑顔あるいは柔らかい顔つきで仕事をすることになります。

皆さんは、どちらの人と仕事をしたいですか?
ほとんどの人が後者の人だと思います。

これらの行動は意識さえすれば誰でもできます。このようなに意識して行動できることも一つの価値だと思います。このような価値を積み上げていくことは結果的に収入をあげることにつながります。

これって稼いでいることになりませんかね?

僕は業績が良い人でも挨拶をしない人や横柄な態度の人、不満や文句ばかり言う人とは仕事をしたくありません。皆さんはどうでしょうか?そういう人はだんだん協力してくれる人が減ります。逆に成績がいまいちでも仕事を楽しむ人は不思議と協力者が出てきます。結果として成績が上がります。

人間一人でできることには限りがあます。僕は今一人で仕事をしていますからそのことがよく分かります。僕だけでなく、実力がある人でも一人でできることはたかがしれています。一人では限られていることも協力すると何倍ものことができます。だから、会社があります。会社で仕事をするということはそういうことだと思います。

前回、
『僕が導き出した給料の概念は「みんなで協力して売上げを上げ、その売上げ(必要経費と貯金分を引いた残り)を山分けしたもの」です。給与の多い少ないは売上げへの貢献度の違いです。貢献度は短期的なものではなく、長期的に貢献したものも反映します。』と書きました。

社内の人と協力して『どうすればお客さまが喜ぶのか』を考えて行動すれば売上げは上がります。僕は紳士服販売時代に実際に経験しました。それができればノルマとかは必要なくなります。ノルマを与えて売上げを上げるという方法は一人一人で仕事をするのと同じです。たいした成果になりません。能力がない経営者や管理者がよくやります。反論もあるでしょうし、ちょっといいすぎかもしれませんが、僕はそう考えています。そのような経営者は採用などでも『いい人材がいない』という発言をします。すべて他責なのです。

ちょっと話がそれましたので戻します。

どのように働くのかは自分で決めることができます。自分で決めて行動することで明るい未来を創ることができます。ですから、たまに働き方について考える時間をもってみませんか?

ということで”働き方”を考える勉強会の開催を検討しております。

今回で『給料は”もらうもの”か”稼ぐ”ものか』は終了します。なんか締まらない終わり方ですが・・・
働き方については今後も書きたいと思います。ひとまず終了です!!